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製薬会社の研究職になるには(新卒採用編 条件いろいろ)

こんにちは、人生雑記ブロガーのやまけんです。

私は現在サラリーマンをしており、製薬会社の研究職(化学系)に就いております。

製薬業界はそろそろオワコン感はございますが、まだまだ需要があるかもしれないので、製薬会社の研究職になれるかもしれない条件を書いてみます。

製薬会社の研究所に勤務している中でいろいろな人を見てきた中での考察ですので参考になると思います。

この記事は新卒で製薬会社の研究職を目指している学生は参考になると思います。

製薬会社の研究職になるには

学歴:旧帝大(学部問わず)、もしくは同等の国公立・私立薬学部

人柄:面接で的確に元気よく受け答えできる程度

以下理由を書いていきます。

学歴:旧帝大(学部問わず)、もしくは同等の国公立・私立薬学部

正直社会人として働く上で学歴は全く必要ありませんが、在籍している方々の出身情報としては、ほぼ上記の学歴となっております。

上記の学歴があるということは、真面目さ、研究能力、学習能力、プレゼン能力等を一定水準以上持っていることを意味しております。

各要素をもう少し分解していくと・・

真面目さ:サラリーマンというのは期限を守る、上司への忠誠心が問われております。上記の学歴まで継続できたということは、一定の真面目さがあると評価されます。

研究能力:上記学歴の研究室ではハイレベルな研究がされているため、入社して業務を遂行する能力が備わっていると評価されます。

学習能力:実は入社後に何十年も研究する人はほとんどおりません。いずれは開発テーマ管理や研究に付随する管理、申請関係など様々な業務を経験していきます。つまり新しい事を覚えていく能力も必要とされております。上記の学歴だと学習能力(新しい事を覚えて業務に活かせる早さ)が高いと評価されます。

プレゼン能力:会社で働く以上、自分だけがすごい能力を身につければよいというわけではございません。会社は自分が新しく吸収した知識・研究結果を他者へ理解・波及させ、組織全体のレベルアップをしてくれる人財も求めております。上記の学歴ですと数々の議論を繰り広げたであろう経験から高いプレゼン能力があると評価されます。

採用試験において、まずは学歴で上記一定の能力があると評価した方を面接へ呼ぶため、学歴が無いと面接へ呼んでもらうというハードルを越えられません。

なので、新卒で製薬会社へ入社したい場合、上記学歴が無いと正直厳しいです。しかし敢えて「新卒入社」と書いておりますため「中途入社編」も今後述べようと考えておりますのでご安心下さい。

人柄:面接で的確に元気よく受け答えできる程度

無事に面接に呼ばれた場合、面接では主に人柄を見られます。社内の人柄を見ると様々な方がおりますので人柄の最適解は無く、面接官との相性により採用されているのかなと思います。数年同じ部門長が採用面接しているわけですが、様々な性格の方が入社しております。

では記載している条件の意味ですが、簡単にいうと「意思疎通ができる」という意味です。もう少し詳しく言うと、「聞いた質問が多少言葉不足でも、質問の意味を理解した回答ができる」といった感じです。

仕事をしていく上で、一から十まで説明した質問や回答を繰り返していたら仕事が進みませんので、スムーズに会話が進む方を必要としております。元気があるとなお良いといった感じです。

学歴と絡みますが、上記学歴の方ですと大体大丈夫な方は多いですが、一部会話が苦手な方もおられます。会話が苦手な方は製薬会社よりは大学等の研究機関で働く方が向いているかもしれません。

新卒入社編はとりあえず以上です、中途入社編は別途記載しようと思います。

 

では